アスリートの支援に関わりたい人に必見な7つの企業

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ユウ
「スポーツやスポーツビジネスの魅力を多くの人に知ってもらいたい」という想いから当サイトを運営。スポーツビジネスを学びたい、携わりたいという人に向けて情報発信。大学教員として大学生にスポーツマネジメントを教えた経験もアリ。

このブログを読んでくれている方の多くは、ご自身で何かしらのスポーツ経験をお持ちである場合が多いと思います。

プロからアマチュアまで、多くのアスリートは、結果を出すために日々トレーニングに励んでいます。

ご自身でスポーツをされている方やされてきた方はよく分かると思いますが、アスリートは、自分1人では競技を続けることはできず、家族や指導者など様々な人に支えられています。

アスリートを支援したい」と思う人も、最近では増えてきました。

そこで、今回は「アスリートのマネジメント」といった、スポーツ選手を裏側で支援している企業を紹介してみたいと思います。

この記事で学べること

✔ 「アスリートをマネジメントする」という意味がわかる

✔ アスリートを支援している企業がわかる

✔ 各マネジメント会社に所属しているアスリートがわかる


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そもそもアスリートのマネジメントって?

まずは、そもそも「アスリートのマネジメント」とはなんなのか? ということですよね。

アスリートのマネジメントのメインは、

アスリートのメディアへ出演(テレビや新聞、WEBメディアからのインタビューなど)の際にメディア側とアスリートの間に入って交渉することや、イベントのサポート、スケジュール管理など

という内容になります。

時には、選手個人に対して支援をしてくれる企業(スポンサー)を獲得するための営業支援などを行うこともあります。

言い換えるなら、「アスリートが競技に専念できるよう、競技以外のことを気にしすぎないようにサポートすること」です。

競技成績が上がり、知名度が上がれば上がるほど、メディアやイベントへの出演が増えてくるため、多くのトップアスリートはマネジメント会社と契約し、所属します。

多くの有名芸能人にマネージャーがついているように、有名アスリートにもマネージャーがついていることは多くあります。

例えば、東京ヤクルトスワローズの青木宣親選手やサッカー元日本代表の太田宏介選手は「よしもと興業」に所属しています。

「よしもと」というと、お笑いを始めとする芸能事務所のイメージが強いですが、実はアスリートのマネジメントも行っているのです。

アスリート支援を行う会社をご紹介!

アスリートのマネジメント」の基本的な仕事内容を理解していただいた上で、ここからは実際に「アスリートのマネジメント」を実践している企業をご紹介したいと思います!

いわずとしれた芸能事務所「吉本興業ホールディングス」

先ほど少し触れましたが、言わずと知れた大手芸能事務所です。

「吉本興業株式会社」や「よしもとスポーツ」、「よしもとセールスプロモーション」など25を超えるグループ会社を持っています。

アスリートのマネジメントに加え、アマチュアサッカー大会の運営サポートなど、スポーツにも力を入れています。

ちなみに、吉本が運営サポートを行うアマチュア年代のサッカー大会を取材した際は、ビブスによるメディア関係者の選別はもちろん、控室にはチョコレートやドーナツが用意されていて、メディア対応がとても良かったことを覚えています。

主な所属アスリート

青木宣親(野球・東京ヤクルトスワローズ)
石井一久(元プロ野球選手・東北楽天監督)
井原正巳(元サッカー日本代表)
大黒将志(元サッカー日本代表)
太田宏介(元サッカー日本代表)
大塚有理子(女子ゴルフ)
岡崎朋美(スピードスケート)

よしもとに所属するアスリート

「よしもと」の詳細はこちら

大手PR会社「サニーサイドアップ」

サニーサイドアップは大手PR会社です。

PRとは「Public Relations」の略で、主に広告宣伝や広報のことを指します。

同社も吉本同様、サニーサイドアップホールディングスというホールディング会社があり、グループ会社としてサニーサイドアップがあります。

日本代表のグッズの自社開発も行うワイズインテグレーションも子会社になっています。

同社は東証一部上場企業で従業員数はグループ全体で約500人とのことです。

主に広告業を行っており、スポーツプロモーション部では、スポーツイベントの運営側とメディア側をつなぐPR事業とアスリートのマネジメントを行っています。

サニーサイドアップが絡む案件は、海外の著名なアスリートや日本代表クラスのものが多く、メディアにとっても貴重な存在になっています。

また、スポーツプロモーション部で働く方によると、仕事は激務だそうですが、やはりやりがいはあるようです。

主な所属アスリート

前園真聖(元サッカー日本代表)
中田英寿(元サッカー日本代表)
徳田耕太郎(フリースタイルフットボーラー) 
五十嵐亮太(元プロ野球選手)

サニーサイドアップに所属するアスリート

サニーサイドアップの詳細はこちら

幅広いスポーツ関連事業を展開!「スポーツビズ」

スポーツビズは「スポーツやアスリートの魅力を生かし、新しい価値に繋げていく」を理念に、イベントや各種スポーツ教室の事業化、講演会の企画、立案や競技の普及、育成の支援など幅広い事業を行っています。

スポーツ専門アスリート派遣サイトの「キャスポ」、アスリート応援メディアの「ギャザー」も同社が運営しているようです。

スポーツビズやサニーサイドアップ同様、スポーツ業界では名の知れた存在です。

現役、引退した選手を含め、約50人以上のアスリート、スポーツ文化人が所属しています。(2020年5月 本記事執筆時点)

主な所属アスリート

佐々木則夫(元女子サッカー日本代表監督、2011年女子W杯優勝)
大津祐樹(サッカー選手 元U-23日本代表)
木村沙織(元女子バレーボール日本代表)
和田一浩(元プロ野球選手)

スポーツビズに所属するアスリート

スポーツビズの詳細はこちら

有名アスリートが多数所属!「ポリバレント」

「ポリバレント」は、主にサッカーで複数のポジションや役割をこなすことのできる選手を形容する用語として用いられているようです。

同社はメディアへのキャスティングのみならず、セカンドキャリアまで目を向けたより幅広い範囲に渡って彼らをサポートするユーティリティプレーヤーとなることを目指しているとのことです。

同社はアスリートのマネジメントを主たる事業としていて、2014年に設立されました。

元サッカー日本代表の稲本潤一選手や福岡ソフトバンクホークスの内川聖一選手など、有名アスリートが多く所属しています。

なお、同社に所属する友人に、川崎フロンターレの試合を観戦した際に会ったことがありますが、マネジメント会社で働く人たちは所属選手の試合があると、記者席などの関係者席で観戦し、プレーをチェックすることも多いようです。

また、同社は体育会学生の就職活動支援などを行う「リスタンダード株式会社」と業務提携を結んでいます。

主な所属アスリート

武藤嘉紀(元サッカー日本代表)
大島僚太(元サッカー日本代表)
谷口彰吾(サッカー選手 2022カタールワールドカップ出場)
北原亘(元フットサル日本代表)
内川聖一(元プロ野球選手 元野球日本代表)

ポリパレントに所属するアスリート

ポリバレントの詳細はこちら

電通の100%子会社「ジエブ」

ジエブは電通が100%の株式を取得している電通の子会社になります。

アスリートマネジメントやイベントマネジメントに加え、選手やスタッフの航空券を手配するトラベルサービス、情報通信技術(ICT)を活用したデジタルメディア事業などを展開しています。

FIFAワールドカップや、日本オープンゴルフ選手権、東京マラソンなど著名な大規模スポーツイベントの運営サポート実績があります。

同社はボクシングの村田諒太選手などのマネジメントを行っていますが、競泳や飛び込みなど水泳関連の選手が多く所属しているとのこと。

20代で世界で活躍する選手が多い点も注目ですね。

主な所属アスリート

村田諒太(プロボクシング選手)
瀬戸大也(競泳日本代表)
池江璃花子(競泳女子日本代表)
渡辺雄太(バスケットボール選手、日本人2人目のNBA選手)

ジエブに所属するアスリート

ジエブの詳細はこちら

川島永嗣が所属!グローバル色の強いBRIDGES(ブリッジ)

ブリッジ株式会社は「スポーツビジネスに関わる全てのヒト、モノ、企業、情報の架け橋に」と「アスリートや子どもたちの未来や夢のかけ橋に」という当サイトとしても非常に共感できる理念を掲げています。

2014年に設立された、とても若い会社です。

代表の方は、徳島ヴォルティスのクラブ発足業務や、Jリーグクラブやプロ野球球団など様々なプロスポーツチームの業務に関わった経験をお持ちのようです。

プロアスリートのマネジメント以外に、スポーツ関連企業のブランディング、マーケティング、プロモーション、イベント運営やスポーツビジネスに特化した人材育成などを行っているようです。

また、サッカー日本代表の川島永嗣選手のマネジメントを行っており、同選手とともに「英語でサッカーを教えるサッカースクール」も運営しているようです。

その他に、卓球選手も所属していますが、彼らも卓球教室を運営しているようで、育成にも非常に力を入れていることが分かります。

主な所属アスリート

川島永嗣(サッカー日本代表)
吉田海偉(卓球)
小西杏(卓球)

BRIDGESに所属するアスリート

BRIDGESの詳細はこちら

アスリートのトータルサポートを行う「BOOST」

BOOSTはスポーツイベント、販促イベント、トークショーなどの企画、制作、運営やアスリートのマネジメント、キャスティングやスポーツ事業のコンサルティングを行っています。

同社の特徴はアスリートのサポート領域が他社よりも広いことでしょう。

メディア対応やイベント等への帯同、スケジュール管理やSNS運営、ブランディングが主にアスリートのマネジメント業務になりますが、BOOSTでは上記に加えて、エージェントにあたる契約交渉、フィジカル、栄養、メンタルといった競技に必要な環境つくり、独立や企業を含めたセカンドキャリアサポート、スポンサーやサプライヤーの新規獲得、税金面でのサポートなど多岐にわたります。

「契約すれば、手間のかかることや難しいことは全部やってくれる」という会社のため、アスリートは安心して競技に専念することができるでしょう。

BOOSTは競泳の立石諒選手と提携しており、元サッカー日本代表の山田暢久氏などが所属しています。

主な所属アスリート

山田暢久(元サッカー日本代表)
滝田学(フットサル選手)
立石諒(競泳選手)

BOOSTに所属するアスリート

BOOSTの詳細はこちら

まとめ ~アスリートビジネスは今後も伸びる!~

今回は、\アスリートの支援に関わりたい人に必見な7つの企業/として、アスリートの競技環境や私生活に至るまで、様々な側面でサポートをする企業をご紹介致しました!

アスリートのマネジメントを行う会社は他にも数多くあり、数えきれないほどあります。

それだけ近年は、アスリートを支援する動きが高まっているということになるでしょう。

この記事を書くために15社ほどの企業のホームページをチェックしましたが、8割以上の企業で採用情報のページだけで1ページ使っており、きちんと求人の募集を行っています。

ですので、アスリートの支援に関わりたい方にとっても、今後はチャンスが増えてくると思います。

これらのアスリートのマネジメント業は、業界内でもとても人気のある分野で就職の倍率も高いです。

ただ、選手のあらゆる面をサポートしなければならないので、激務になりがちな面もあるかと思います。

こうした企業に就職をしたい方は、企業の雰囲気や仕事のやり方、働き方などをきちんと確認して採用試験などを受けたほうがよいと思います!


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